凍結が原因で家が崩れる?住設の凍結が怖い理由

家の凍結が原因で家が崩れるなんてことはあるのでしょうか?家の設備の凍結が怖い理由をまとめました。

家が寒い理由を次々考えていくシリーズです。

2023年の冬はあまり大雪になっていない

2023年の冬はあまり大雪になっていないですが(2023年1月現在)、今後増える可能性はありますよね。2022年の冬は記録的な大雪でしたが、その影響で屋根が壊れたり、車庫が潰れたりと、リフォームした人がとても多かったといいます。

ステイホームやテレワークで家の設備の充実に出費した傾向

2020年から続くステイホームやテレワークの流れもあり、2022年も家ごもりでの生活スタイルが続く傾向でした。家にいる時間がとても長くなったためにリフォームしたい場所がどんどん目についたのでしょう。

2019年・2020年は横ばいだったのが2021年には前年比で5.7%増(市場規模データ)ということになった。実際にリフォームが増えたということですね。

リフォームの補助金の充実

2022年はこどもみらい住宅支援事業が新設され、2023年度はこどもエコすまい支援事業となって枠が拡充されています。

政府の補助金が出る理由としては、高性能な家を国内に増やしていくことで空き家が増えていく対策をしたいということですね。いわゆるZEH(ZEHとは、net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略語で、「エネルギー収支をゼロ以下にする家」)などの家ですね。

日本全国で静かに巻き起こる空き家問題

日本全国で静かに巻き起こる空き家問題はご存知でしょうか。空き家が問題になるのは、建物の放置による劣化・価値の減退・倒壊の危険など、無断で不審者の出入りがあったり治安の悪化。ご近所トラブル。地域の景観への悪影響が代表的です。

2022年には雪の重みで建物倒壊

北海道では雪の重みで倒壊した建物も多くありました。江別市では古い空き店舗が倒壊しています。

札幌市北区のホームセンターでも屋根の倒壊が100mにわたって崩れました。(2022年)

2022年の2月28日夜にも、月寒中央駅に近い札幌市豊平区で3階建ての雑居ビルが倒壊しています。

2022年の2月24日には住宅の物置屋根が崩落するという事件もありました。札幌市南区藤野の家の軒先にある物置(プレハブ状の物置)です。

このように2022年では2021年よりも多い数の倒壊が起こりました。

自宅の凍結した水道管をバーナーで解凍しようとして火事

自宅の凍結した水道管をバーナーで解凍しようとして火事になった高齢者宅の事件もありました。こちらは北海道の北見市での事件ですね。